連帯保証人とは?

事業用賃貸

連帯保証人とは文字通り契約者本人と連帯して保証する人のことを言います。

他には「保証人」というものがありますが、保証人の場合は、本人が家賃を滞納した際に、いきなり保証人に請求することはできず、まずは本人に対して取り立てをします。(債務の抗弁権や検索の抗弁権)

一方、連帯保証人の場合はこれらの権利がないため、滞納が発生すると、直ちに立て替えて支払うよう貸主から請求されることになります。連帯保証人の主な役割は、契約者本人の債務の保証、万が一家賃を滞納した時に立て替えて支払うことにあります。

ちなみに、事業用賃貸契約の場合、契約名義は法人で、連帯保証人はその法人の代表者となるのが一般的です。法律上、会社と代表者は別人ということになりますので成立しますが、実質的には会社と社長は一緒だと考える貸主も多くいますのでそれでよいか確認するようにしましょう。