これまでの約20数年でインターネットが普及し働き方に革命を起こしていますがオフィスについてはどうでしょうか。
パーテーションで仕切られたオフィス、個室が用意されたオフィス、机が整然と並べられ背中合わせに座るオフィス、とにかく開放的なオフィスなど
このような昔からの伝統的なオフィスパターンが今も多いのではないでしょうか。
先進的な企業は、これらの1つを選ぶのではなく、全ての環境を用意し従業員に必要に応じて選択させる職場環境を提供しているようです。
1つは創造性が高まる空間を、1つは細部への注意力が強化される空間を、1つは他者との協力がうまくいく空間を、といった感じに。
もしこれらの要素を小規模オフィスに全て取り入れたい場合、どうしたらよいでしょうか。
一見難しいようにも感じますが工夫次第で、ある程度まではイケるのではないかと思います。
目新しい考えではないですが当社的には、事務所の中だけで考えるのではなく、
その周辺環境も含めて街全体で考えること
(緑あふれる環境がある、眺望が良い施設がある、仕事がしやすいカフェがある、本屋や図書館があるetc)
自宅に仕事環境が整えられるならそれも含めて考えることがイマドキのように思います。
例えば、もし自宅に集中して作業できる環境があるのなら、仲間とコミュニケーションがとりやすいオフィスにする。
自宅に仕事環境がない場合は、オフィスは集中しやすい環境にして、すぐ近くの公園や緑がある環境で仲間と打ち合わせをしたり、想像力を発揮したいときは近くのカフェで仕事するetc
いずれにしましても、1つの決まった正解はなく、与えられた条件の中でその会社にとって適したオフィス環境をオリジナルで考えていくことが何よりも大切だと思います。
街全体を自社のオフィスとして考えることで新たな発見があるかもしれません。