賃料の増額は法律で認められているため、以下に該当する場合は、貸主の判断で家賃を上げることは可能です。
○家賃の値上げができるのは、土地や建物の税金が上がり貸主の払う税金が増えたとき
○物価が上がるなど経済事情が変動したとき
○周辺の類似物件と比べて明らかに家賃が安いとき
貸主と借主双方合意の上となりますので、同意していないのに一方的に上がることはないです。
もし貸主から話しがきたら、まずはその理由をしっかりと確認し冷静な判断が求められます。
昨今の経済情勢では、賃料が増減することはあまりないかと思いますが契約時にその辺りの貸主の考えなどを確認しておくと良いと思います。
逆に家賃が高いとなれば借主から減額請求することもできます。
賃料は、立地、規模、管理状況、敷金などの多寡、他賃貸条件によって異なるためなかなか賃料相場を正確に把握するのは困難ですが、ネットなどでできる限り賃貸相場を確認しておくと良いと思います。